2022年のSTOPエレクトロニック・ハラスメントの主な活動について報告します。
(1)リサーチ
・1月”Matrix Deciphered”翻訳・公開
→『マトリックス解読』(この本の周知にご協力くだださい)
(2)陳情・交渉
・4月 永田町議員会館にて議員陳情数件
提出要望書→2022年提出要望書
(3)周知・広報
・映画の企画
・メールを用いた周知
(4)情報公開
・警視庁から文書の非開示処分に対して行政不服審査の結果を受けて非開示結果通知
警視庁・警察庁・防衛省(防衛装備庁)に対する行政文書開示請求は終了
(5)勉強会 3回(4月、8月、12月)
本年、様々な活動にご協力・ご支援いただいた方々本当にありがとうございました。今後とも引き続き、エレクトロニック・ハラスメントの解決のためご支援、ご協力をよろしくお願い致します。
STOPエレクトロニック・ハラスメントはキャンペーンサイトであり個々の活動においては、その都度協力を求めて活動を行っていますが常にマンパワーが不足しており、この問題を解決するために企画している全ての活動が行えてはいません。是非、勇気を出して、活動に参加してください。お待ちしております。
●12月14日勉強会報告(2023活動予定)
先々週12月14日(水)にオンライン勉強会を開催し、非常に有意義な意見交換ができました。ご参加いただいた方、長時間ありがとうございました。
勉強会では、2022年度の活動報告と2023年度の活動予定に加え、解決へ向けた各論として
(1)被害者活動のメディア化
というテーマでオーガナイザーから、問題解決へ向けた新しい活動企画を説明させていただき、参加者の御意見を頂戴しました。議論された内容は来年の活動に反映させる予定です。
(2)被害の緩和と技術的な対抗策について
①遮断 ②攪乱 ③停止という基本的な対抗手段の考え方にについて、実例を用いてシェアさせていただいた上で、参加者の方々の様々な対抗策を共有・議論しました。
技術的な対抗策は、物理的な手段のみにとどまらず、そこで得られた測定や対抗手段の結果情報をどのように生かすかによって、特に被害の③停止、と言う観点からそれは効果的になっていくということをオーガナイザー側からは強調させていただきました。
同時に技術的な対抗手段は、周知活動をより信頼性のあるものにし、法的手段をとるためには不可欠です。来年度はこの点に力を入れる予定です。
(3)被害者活動の分業や分担化について
いわゆる「TI」と呼ばれる、集中的な攻撃を受けている被害者が、加害者側のリソースなどなど様々な理由から、人数的にある程度は限られているであろうと想定される中で、どのようにその被害者たちの声から始まり、それを政治的・社会的な文脈で解決への流れにつなげるのか議論しました。
加害者の口封じや攪乱工作に負けずに被害者活動をどう効率的に行うかという活動上の方法論に加え、この問題を社会的政治的イシューとして取り上げられ得るには、その社会側の理解を踏まえる必要があり、議論を通じてお互いの知識と認識を補うことができました。
(4)被害者のコミュニティづくり、TIカフェ
人に話にくい理不尽な被害を受けて人々の孤独を避け、情報共有を促進し、励ましあっていくためのTIの交流のためのアイデアの意見交換をしました。これも来年の活動につなげる予定です。
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勉強会については、扱う内容が多く、8時から勉強会を始めても日付けが変わる近くまで議論が続きがちですが、内容は、その時点でこの問題の解決のために必要であると考えられる内容をピックアップし、話がそれることも殆どなく各議題について議論し続けるため、濃密で有意義な議論がされていると感じます。参加者の方々には感謝いたします。お申し込み時に書いて頂いた内容を議題に反映させるやり方は、今後も行っていきたいと思います。
勉強会での議論を起点にして動き出す活動が多いですので、是非、多くの方にご参加いただければと思います。
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